参加日:平成17年5月29日(日)10:30〜15:00 |
お客さんとお話しするのも楽しいです。 |
手作りビーズ。プロ並みの作品です。 |
野良猫が増えて困っていませんか? | |
「飼主のいない猫(野良猫)」のトラブル解決を目指して これまで「飼主のいない猫」については、ふん尿やゴミ荒らし等の被害が あっても対策がありませんでした。飼い猫であれば飼主に苦情を言う事も出来ますが、相手が「飼主のいない猫」では、不満の持っていく場がなく結局 被害を受けている方は猫を憎むようになってしまい、餌を与えている人との 感情的な問題や、猫を傷つける事件が起きることにもなります。もともと「飼主のいない猫」は飼い猫が捨てられ増えたりしたものです。まず猫の飼主の方が責任ある飼い方をする事が大切です。そうすれば不幸な 猫はこれ以上増えないはずです。その上で、今いる「飼主のいない猫」をどうするか考えていかなければなりません。 |
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「飼主のいない猫(野良猫)」の対策とは? 今、地域の皆様に野良猫が減る一番早い方法として、次のような取組みを呼びかけています。これは「地域猫対策」と呼ばれる方法です。 1)猫も命あるものだという考え方で 2)その地域にお住まいの皆さんの合意のもとに 3)地域で猫を適正に管理しながら共生していく 具体的には、避妊去勢手術を行ってこれ以上増えないようにした上で、適切に餌を与えて食べ残しやふんの清掃をして管理していくというものです。「餌を与えなければ良い」と考えがちですが、猫はテリトリーで生きる習性を持つため、暮らす場所は変わらず、かえってゴミをあさるなどの問題になるのです。野良猫の寿命は平均で4、5年と言われていますから、避妊去勢手術をして、このような管理がうまく続けば「飼主のいない猫」の数は減少していきます。東京都は、このような地域に対して支援事業を行っています。都が無料で避妊去勢手術を行ったり、猫の正しい飼い方など飼主責務普及啓蒙チラシの提供などです。都内でも既に、町内の対策として話し合いが持たれたり、町会費の一部を野良猫対策に充てたり、バザーやフリーマーケットで費用を捻出する地域が増えています。 |
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避妊手術を終えた猫がいます 先日、近所の方が町内の6匹の野良猫の避妊手術をしました。費用はその方の個人負担で行われました。繁殖シーズンですので放っておけばメス1匹が平均4〜5匹の子を産んでしまいます。生まれてくる命を絶つのは可哀想ですが、外で暮らす事も大変危険ですし、またその猫の避妊手術代を捻出する事は大変です。個人で行うには経済的、時間的にも限界があります。町内に避妊していない猫が1匹でもいると、また増えてしまうのです。今回手術を済ませた印に耳にピアスをしています。一代限りの命を全うするだけですので温かく見守って下さい。また、町内にはピアスをしていなくても、心ある方によって手術済みの猫もいますので、ピアスをしていないからといって手術をしていないとは限りません。 |
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地域での取組を応援します すみだ地域ねこの会では、地域での皆様の取組に対して次のようなサポートをしております。地域猫対策講師、野良猫捕獲方法や、ふん尿被害等の具体的対策方法のご説明、野良猫に関するご相談などです。どうぞ地域の問題として出来る事から始めてみませんか?皆様の地域が、より住み良い町になりますようお祈りしております。 すみだ地域ねこの会 |