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活動報告
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■地域ねこセミナー in 大府市
平成21年1月11日(

開催日:平成21年1月11日(土)13:30 〜 16:30
会 場:石ヶ瀬会館(愛知県大府市瑞江 4-1)
主 催:おおぶ地域ねこを考える会

愛知県大府市で会を立ち上げ、これから大府市でどのように進めて行ったら良いか、地域猫活動をとにかく始めたいというボランティアさんからの講師依頼を受け、ワークショップ形式でセミナーが開催されました。まずは会員さんが地域猫について勉強しようと計画されたものでしたが、どうせなら広報に載せて一般の方にもご参加いただこうという事になりました。広報を見ていらした方もいて、地域猫の輪が広がりました。

第1部は「地域猫ってなぁに?」。地域猫という言葉があちこちで使われている今、正しく理解する為、テキストを使って行いました。
第2部は「質問コーナー」。質問の一部をご紹介します。

【Q】地域猫を行政と進める場合に、次のような方法を考えてみましたがいかがでしょうか?

・行政主導型 … 地域猫を考えるシンポジウムを開催、行政と市民が情報交換し、解決方法を考える。行政が猫の実態調査(数など)を行い、自治会・獣医・公募市民・行政で推進協議会を作り、今後の進め方うやルールを決める。この経過を広報、回覧板等で周知し、実践者を募集。ルールに基づいて適正飼育することを申請したグループを認知し活動を開始する。

・住民行政複合型 … 行政が市民から苦情相談、地域猫の取組の申し出があった場合に、ボランティアと一緒に出向いて地域猫活動を紹介し理解と参加を促す。住民が話し合いの場を設け、住民同士で合意形成、ルールづくりをする。実施はボランティアがお手伝い。

【A】地域猫は、住民、行政、ボランティアの三者協働が基本です。どれを抜かしてもうまくいきません。ですので、どちらかというと住民行政複合型ですが、「三者協働型」といった方が良いでしょう。良いスタイルとしたら、その地域で苦情相談会を行い、行政とボランティアが一緒に住民の相談を受けられるようになると良いです。それには、ボランティア自身も正しく地域猫を理解・勉強していくことです。また公民館などで、定期的にパネル展やセミナー等を開催し、行政の方をゲストに呼んだり、行政の方が参加出来なかった時は後日報告すると良いでしょう。

その他、猫の捕獲や、野良猫用トイレの設置、衛生的な餌のやり方等も写真を紹介しながら進めました。

皆さん、とても前向きで希望が持てました。まずは自分達でできる事からコツコツと。是非今後も頑張っていただきたいと思います。


行きの新幹線で見た富士山。見事な風景に思わずパチリ!  セミナーが行われた大府市石ヶ瀬会館です  参加された方と記念撮影

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