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活動報告
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■飼い主のいない猫への対応に関しての意見交換会
平成21年2月15日(

開催日:平成21年2月15日(日)14:00 〜 16:00
会 場:墨田区役所
主 催:墨田区生活衛生課生活環境係

墨田区で平成18年からスタートした「飼い主のいない猫の不妊手術等費用助成事業」。飼い主のいない猫(=野良猫)を、地域で協力して減らしていこうとする活動を支援する為の制度です。費用の助成額は不妊手術代等の半額ですが、上限はメス10,000円、オス5,000円となっています。申請数も年々増加していて、野良猫の不妊去勢手術の必要性の認識が広まった結果ではないでしょうか。今年度(H20.4.1〜H21.3.31)において、H21.2.5現在261頭の不妊去勢手術が終わっています。次年度も300頭分の予算が決定した様です。当日は30数名程の参加者があり、このような実績状況の説明や、意見交換会が行われました。

また、野良猫にまつわる苦情のうち、ふん尿問題が多くを占める事から、野良猫用トイレの設置を行政から野良猫の管理である参加者に勧められました。作り方については、すみだ地域ねこの会から説明をさせて頂きました。(参考:野良猫用トイレの作り方
野良猫用トイレがすぐ設置出来るよう、当会で「猫トイレセット」を25セット用意しました所、皆様お持ち帰り頂き、早速試されていることと思います。猫トイレセットの内容は、プランター、底網、EM菌(=消臭剤)、吹霧用スプレーボトルの4点セットです。EM菌以外は100円ショップで簡単に手に入りますので、皆様もどうぞお試し下さい。

意見交換会では、色々な意見が交わされました。「公園等に人のトイレと同じ様に猫のトイレを行政が設置して頂けないだろうか?」「近所でお手伝いいtだける人を紹介する制度を作ってもらえないだろうか?」「多部署による公園での猫の管理の取り締まりが厳しい」
等、現場の生の声を聞く事が出来ました。墨田区の基本構想は「協治(=ガバナンス)」です。これは、区民、地域団体、NPO、企業、区など多様な主体が、それぞれ果たすべき責任と役割を自覚しながら、共に考え、行動する事で、地域の課題の解決を図ろうとする社会のあり方を言います。地域猫もまさにこの協治であります。それぞれが関心をもって行くことから、住み良い町が作られるものだと思いました。(参考:墨田区の協治(ガバナンス)ガイドブック PDF 1.33MB)


お休みにも関わらず、生活衛星課の職員の方が開催して下さいました。 猫トイレの作り方を説明しました。
用意した猫トイレセットは大人気でした。 お渡ししたセットです。EM菌はスプレーボトルに分けてお配りしました。

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