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■中野区町会主催 地域猫セミナー
平成22年2月7日(

開催日:平成22年2月7日()13:30 〜 16:00
会 場:中野区内町会会館
主 催:中野区内町会
協 力:NPO法人 猫と花地域環境ネットワーク

中野区では「(仮称)中野区動物の愛護の促進及び適正な管理に関する条例」として、野良猫に関しても動物の飼養範囲に含め、餌やリなどの世話で周辺環境を損なう場合には、その(餌やリ)行為自体を中止させ、勧告に従わない場合には罰金を課す条例を定めようとしています。この条例制定にあっては、多くの意見があり、条例自体の矛盾なども指摘されています。

まず、飼養とは飼い主(=所有者)のいるものの責任のある行為です。飼う行為はは民法で定められている所の所有権であり、行政が民事介入できる部分ではありません。法律では野良猫を「飼い主のいない猫」として飼い猫と区別して定め、飼い主のいない猫対策として支援事業などが行われています。現在では、この飼い主のいない猫対策について、環境省は都道府県等の関係機関にガイドラインを作成する事ともしています。また、野良猫に対する餌やリに関しても、禁止はしておらず、周辺環境の配慮をするよう呼び掛けています。

【動物の 愛護及び管理に関する施策を総合的に推進するための基本的な指針】
(平成18年10月31日 環境省告示第140号)

第1動物の愛護及び管理の基本的考え方 (動物の管理)より
 〜所有者がいない動物に対する恣意的な餌やリ等の行為のように、
  その行為がもたらす結果についての管理が適切に行われない場合には、
  動物による害の増加やみだりな繁殖等、動物の愛護及び管理上好ましくない事態を
  引き起こす場合があることについても十分に留意する必要がある。〜

第2今後の施策展開の方向 2施策別の取組 (3) 動物による危害や迷惑問題の防止 A講ずべき施策 より
 〜所有者のいないねこの適正管理の在り方を検討し、
  動物の愛護と管理の両立を目指すことのできるガイドラインを作成すること。〜

条例は動物の好き嫌いに関わらず、住民同士が心地よく生活する為のものです。罰則を設ける事が果たして住民同士を温かくするものなのか、人との溝を更に深めてしまうものなのか。深い配慮と正しい選択が必要かと思われます。

そんな中、中野区のとある町会では、野良猫対策として「地域猫」について関心を持ち、町内の方にお集りいただき地域猫セミナーを開催しました。この町会をサポートしている「NPO法人 猫と花地域環境ネットワーク」さんと共に町会会館にて行われました。すみだ地域ねこの会では、講師のお手伝い。野良猫用トイレの作り方の実演、質議応答も受けました。
印象に残ったのは、野良猫のお世話を昔からしている方の「地域って何ですか?」というお言葉です。餌を与えていると近所の方が声をかけて下さるそうですが、地域としてこの野良猫対策をしなければと思う方が少ないのでしょう。まだまだ地域猫対策をご存知ない方が多い事も原因ですが、やはり行政が地域で解決する問題であることを周知し、協力していく所に地域力も芽生えていくのではないかと思いました。



NPO法人 猫と花地域環境ネットワークさん 地域猫セミナー

アットホームな雰囲気でご説明

野良猫用トイレの作り方実演




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すみだ地域ねこの会