「地域ねこ」がよくわかるガイドツアー
6)問題解決方法とは

その解決法方途は、ズバリ「地域猫」という形の管理をする事です!

「地域猫」とは、地域住民が猫の好き嫌いを超えて、飼主のいない猫(=野良猫)が招くトラブルを解決する為に
不妊去勢手術を行って一代限りで猫を増やさず、普段もきちんとした餌やリ、清掃を行いながら、
住み良い環境づくりを行うものです。将来的には飼主のいない猫をなくす事が目標です。

地域住民の皆様が主体です

行政

行政に「どうにかしてくれ」と言っても、ボランティアに「猫持ってって」といった所で、自分たちで取り組んで行かなければ解決しません。地域猫は皆さんが主体となって行う所に意味があります。そして行政が地域猫対策にご理解いただき、専門的な知識を持ったボランティアの協力があれば、地域ねこの取組はもっとスムーズに運ぶでしょう。

地域住民・行政・ボランティアの三者協働で取組む事が必要です。その一つが欠けるとなかなかうまく行きません。


■ボランティアが欠けると、、、
いざ野良猫を捕まえようと思っても、慣れていない為に捕まえるのに怪我をしたり、捕獲自体が嫌になってしまい、先に進みません。捕獲経験があるボランティアに相談しましょう。捕獲以外にも経験豊富なアドバイス持っています。

■行政が欠けると、、、
いくら良い活動であっても、行政の後押しがあれば、住民の合意も得られ易くなります。また行政によっては、不妊去勢手術等の助成事業を行っている市区町村も多くあります。墨田区の助成制度

■住民が欠けると、、、
よくありがちなのが、ボランティアが居た堪れなくなって、住民が知る事なく、不妊手術を行ったり保護したししてしまいます。「あの人に言えばどうにかしてくれる」と丸投げされ、ボランティアの負担が大きくなるばかりです。地域に根付かないので、ボランティアさんが居なくなれば、猫が増えても解決する事が出来ません。
ボランティア



環境省は平成22年に「住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン」を作りました。
その中で飼主のいない猫の対策として「地域猫」を推奨しています。



活動の主な流れは次の通りです。これから詳しくご説明致します。
地域猫の流れ 普段行うこと
1)話し合い 猫問題の認識、予算、給餌ルール等 清掃 周辺の掃除も
2)猫の調査 猫マップ作成、猫の様子把握 適切な餌やリ あげたら片付けて
3)猫とトイレ設置 置場の選定

犯罪防止

捨て猫、虐待の防止
4)不妊去勢手術 捕獲、リリース    
5)広報 回覧板、世間話    



猫の習性
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始めてみましょう地域猫
(1話し合い)

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すみだ地域ねこの会