「地域ねこ」がよくわかるガイドツアー
9)始めてみましょう!地域猫(3猫トイレ設置)



考えてみましょう。何故、野良猫のふん尿問題に悩むのか。野良猫には、人の様に公衆トイレがないのです。猫が専用のトイレで用を足してくれれば、悩む事はありません。野良猫用にトイレを設置しましょう。

■ 猫トイレの作り方

<用意するもの>
プランター、底網シート、小石(あれば)、園芸用土、川砂(あれば)、マタタビ粉末(あれば)、スコップ、消臭剤

1)まずプランターの底に底網シートを敷きます。
2)その上に、水はけが良くなるよう、小石を敷き詰めます。(なくてもOK)
3)その上に、園芸用の土を敷き詰めます。
4)その上に、川砂を土の表面を覆う位に敷き詰めます。川砂とは公園の砂場にあるサラサラした砂です。猫はこの砂が大好きです。園芸店でも置いている店は少なくなりましたが。(なくてもOK)
5)その上に、あればマタタビの粉を少々ふりかけます。(なくてもOK)

これでトイレは完成です。猫も静かな場所でないと用を足せませんから、目立たずなるべく雨がかからない場所に置きましょう。もしトイレに近付かないようなら、他でしてしまった糞を持って来て、猫トイレに置きましょう。

■ 普段の管理

猫は綺麗好きです。掃除をしていない猫トイレではふん尿をしません。毎日、糞をとって土を掘り返してフワフワにしておきましょう。尿の臭いには、バクテリンがおススメです。生ゴミをバクテリアで分解してたい肥にするものがありますが、これと同じ原理で、ふん尿の臭いを分解してくれます。これ自体臭いもなく、本当に臭いが消えます。

■ 猫トイレを置くメリット

・ ふん尿を1箇所にして清掃する事で、近所への臭気が散漫するのを防ぎます。
・ ふん尿対策をする事で、餌やリだけでなく、地域の周辺環境の配慮をアピール出来ます。
・ 猫の健康状態がわかります。下痢等でしたら食べ過ぎなのか給餌の目安にもなりますし、不妊去勢手術をするにも健康な状態が望ましいでしょう。

完成図


プランターと底網シート


マタタビ粉末

猫トイレを置いて振り向いたら早速猫が居ました

猫トイレをおけない場所は土を掘り返すだけでもok! 電信柱の周りに川砂や砂利を敷くだけでもトイレになります!

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